今回のお目当ては「つけ麺」
実は僕、山梨まで行ってきた。
どうしても食べたかったつけ麺のお店が山梨にあるからだ。
その名も「中華蕎麦 うえず」

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都内からだと車で1時間半〜2時間ほど。
電車なら、新宿から甲府駅まで直行する。その後、甲府駅のバスターミナルから「徳行」というバス停で降りて徒歩8分。
僕は車で来た。
駐車場に止め、るんるんと向かうと「お客様各位」の看板が。
内容を読むと、予約方式という4文字。
血の気がさーっと引く寸前だったが、当日受付の枠があり、僕は運良くギリギリ入ることができた。
そして、ラーメン屋では珍しく感じる電子パネル式の食券機と対峙する。

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今回は、つけ麺(大)(1,450円)と桃源全種+特大焼売セット(1,100円)を注文。

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ところで、このお店は甲府にある。
甲府は鳥のモツ煮が名物であることをご存知だろうか。
僕はつけ麺を食べに山梨を訪れたと言ったが、正直いうと、鳥のモツ煮とどっちを食べようか迷っていた。
でもつけ麺好きとしてのプライドが許されず、ここに来た。
そして料理が運ばれてきた時、それは正解だったことを確信する。
鳥のモツ煮はまた今度にしよう。
なぜなら、麺自体が優秀なのだ。
一口目は、麺をスープに半分ほど浸けてからいただく。麺本来の旨さを楽しむためだ。
少し茶色みを帯びた麺はかなり太めで、もちもちとした食感が魅力。
うどんのコシに近いものを感じる。小麦の香りもきちんとある。
そしてつるっと喉越しがいい。
だからこれに塩があれば、麺だけでどんどん食べ進めちゃいそうだ。
スープは濃厚な魚介豚骨。
魚粉がたっぷり入っていて、20時間以上にわたって丁寧に煮込んだものだ。
そこから抽出される旨みは、僕を虜にさせた。
そしてアクセントに柚子が入っている。これがまた良い。濃厚な味はどうしても途中で飽きてしまうのだが、柚子がそれをカバーしてくれる。
さらに、トッピングもこれまた優秀。
山梨の誇る銘柄豚「南アルプス桃源ポーク」を使用している。
これはただの豚じゃない。なぜなら、生産者は全国で1名のみなのだから。
とても希少な豚だ。
そして吊るし焼や低温調理、炙り焼きなどという方法で、以下の部位を提供してくれている。
・大判バラ
・肩ロースステーキ
・ウデ肉
ちなみに吊るし焼とは、焚き火の上に肉を吊るしてじっくりと焼く調理法のことだ。
原始的で面白い。
麺330gとトッピングでお腹は膨れてしまった。
だがせっかくなので、しっかりスープ割りもお願いした。
柚子が追加されて、酸味もちょうど良い。締めにぴったりの味わいだ。
ごくっと飲み干して、ごちそうさまでした。
このお店は予約をして行くことをお勧めする。
公式LINE(https://line.me/R/ti/p/@865chjcz)から予約ができる。
注意点は、1名ずつの受付になることだ。
複数人で利用する場合は、人数分の操作が必要である。
また、昼間はいつも行列ができる。
そのため予約なしで行くなら、時間差を意識して入店しよう。
その方がスムーズに食べることができるが、入れる確率は低い。
今回はたまたま僕がラッキーな男だっただけだ。
やはり予約が望ましい。
また、お持ち帰りも可能だ。予約をしてスムーズに持ち帰ることも、当日に現地で注文して受け取ることもできる。
県外からも多くの人が足を運ぶこのつけ麺。
そんなモテモテのつけ麺と一度対面してみてはどうだろうか。
動画で見たい方はこちら
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店舗情報
店舗名 | 中華蕎麦 うゑず |
住所 | 〒409-3867 山梨県中巨摩郡昭和町清水新居59−1 |
電話番号 | 055-287-8894 |
営業時間 | 月・火・木・金・土
11:00 – 15:00 18:00 – 21:00 |
定休日 | 水・日 |
※店舗情報は変更されている場合があります。