ハラヘッタ?

【きそば たらふく】蕎麦屋が作る神カツ丼!出汁がしみ込んだサクジュワを駅地下老舗店で

そば/うどん

今回のお目当ては「カツ丼」

かっこむ」と聞いて一番に思い浮かべるものといえばカツ丼。牛でも鶏でもなく豚のカツが良い。出汁の染みた卵とじのカツをわしわしとほおばるときの多幸感と言ったら。

うまいものを目の前にすると丼をかきこむ欲望は止められない。想像しただけでぐう、とお腹が鳴ってしまう。

今回足を運んだのは「きそば たらふく」。 駅から徒歩10分圏内の住宅街に現れる、昔ながらの佇まいだ。
蕎麦屋だから蕎麦はもちろんだが、同等もしくはそれ以上に店の命運を握るともいえるのがそば汁。そのそば汁を使ったカツ丼なんだから、旨いなんてことは決まっている。

ずらりとならぶ「」の文字。ここは浮気せず、カツ丼(880円)をオーダー。このご時世 1,000 円以下で丼ものが食べられるなんて良心的だ。生卵もトッピングしちゃおう。

店内を見渡すと、写真付きのメニューを発見。蕎麦屋のうどんも気になる。が、初志貫徹だ。
夫婦二人で切り盛りしている老舗の蕎麦屋。昭和の佇まいにゆっくりとした時間の流れを感じる。掃除も行き届いており心地よい店内だ。

少し待ってお目当てが着丼。

味噌汁も付いている。
カツは出汁がしみしみなのがパッと見てもわかる。カツの茶色とトッピング卵の黄身色が最高のコントラストを演出している。

黄身に箸を入れたいところだが、まずはカツのお味を。カツは私に向かって縦に並んでいる。出汁と脂が湯気に混じって食欲を刺激する。
箸で持ち上げるとずっしりとした重量感。800円でこのボリュームなの?!と驚く。
さあさあ、いただきましょう。

ジュワリと染み出す出汁はかなり甘みが強い。本当にしみしみ。でもサクっとした部分も残っている。最小限の衣に目いっぱいしみ込んだ出汁と肉の脂が絶妙なバランスだ。

カツの厚みはそこまでないからこそ、ご飯と一緒に口に運びやすい。ぱくぱく、いや、ガツガツとかっこむ手が止まらない。卵と合わせると出汁の甘み、脂の旨味、卵のとろみが最高。

蕎麦屋に来たんだから、やっぱり蕎麦も。

鴨せいろをチョイス。かなり細めの麺だが、しっかりとそば汁をすくい上げる。

出汁は結構濃い目。鴨肉にも味がしみっしみ。全体的に甘めの味付けなんだな。

駅から徒歩圏内ということもあって会社員も多い。注文してから10分程度で料理が来るので忙しいサラリーマンには重宝されるだろう。

住宅街に佇むそば店。
ありがとう、ごちそうさまでした。

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店舗情報

店舗名 きそば たらふく
住所 神奈川県川崎市中原区上丸子山王町1丁目1431
電話番号 044-411-7080
営業時間 11:00-14:30
17:00-19:30
定休日

※店舗情報は変更されている場合があります。