今回のお目当ては「チキンカレー」
春の日差しが心地よい週末、友人とランチ探訪を計画した。「高田馬場にすごくおいしいカレー屋があるらしいよ」と、友人が持ちかけたランチ計画を実行に移すことに。目的地は、高田馬場駅近くの「プネウマカレー」。SNSやグルメサイトで話題の名店だという。
「ここが『プネウマカレー』か。思ったより小さなお店だね」
友人が店先で感想を漏らす。カウンターのみのシンプルな作りだが、外観から漂うどこか温かい雰囲気が心を和ませる。
二人は券売機でメニューを選ぶことにした。メニューは「チキンカレー」のみ。量の調節も可能で、普通盛りが630円、中盛りが780円、大盛りが730円だ。ご飯少なめなら600円になる。トッピングもフライドオニオンやチーズなど、種類が豊富でカスタマイズが楽しそうだ。
「せっかくだから中盛りにしてみようかな」
「私は普通盛りでいいかな。トッピングにひよこ豆のピクルスつけちゃおうっと」
食券を手に、カウンター席へと腰を下ろす。花子がキョロキョロと店内を見回しながら尋ねる。
「ねえ、アンチョビってどういう味なの?正直、初めてかも」
美咲が少し得意げに答える。
「塩味がしっかり効いていて、魚の旨味が強いの。でも、このカレーはスパイスとのバランスが絶妙らしいよ」
プネウマカレーは極上のイリコの産地として有名な瀬戸内海伊吹島産のアンチョビを出汁に使ったコクのあるスパイシーカレーを提供している。
カウンター越しに手渡されたカレーは、鮮やかな色合いとスパイスの香りが食欲をそそる。熱々の湯気とともに漂う香りがたまらない。
「いただきます!」
一口食べた瞬間、二人は顔を見合わせて声を上げる。
「おいしい!玉ねぎの甘みがじんわり来るね」
「ほんとだ。スパイスが効いてるけど辛すぎないし、アンチョビの風味がすごくいいアクセントになってる」
「トッピングのひよこ豆のピクルス、すごく合う!ちょっとした酸味が良いね」
「私はフライドオニオンにすればよかったかも。次来たときは試してみようかな」
ランチタイムにしては驚くほど早く提供されたカレーだが、そのクオリティは驚くほど高かった。中盛りでちょうどよかった。二人はあっという間に完食し、すっかり満足顔で店を後にした。
「また来たいね!」
「うん、次は金曜日の辛口カレーも挑戦してみたいな」
高田馬場の名店「プネウマカレー」。その味と居心地の良さに、二人の新たなカレー巡りの楽しみが加わったランチタイムであった。
新生活を始めたばかりの私たちにとって、休日のランチはリフレッシュの時間だ。この日をきっかけに、二人のカレー探訪はまだまだ続きそうだ。
ありがとう、ごちそうさまでした。
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店舗情報
店舗名 | プネウマカレー |
住所 | 東京都新宿区高田馬場1丁目17−10 ふじ荘 1F 西北側 |
電話番号 | 080-5434-2626 |
営業時間 | 10:45-15:30 17:00-20:00 |
定休日 | 日 |
※店舗情報は変更されている場合があります。