今回のお目当ては「五目炒飯」
今日は待ちに待った休日だ。
今日の予定はずばり、「中華料理 永新」を訪問すること。
とんねるずのきたなシュランという番組で10年前に紹介されていたお店で、
気になっていたのだ。
当時の僕は、大学4年生。
自宅リビングで卒論に取り組みながら、横目でひそかにテレビを見ていた時の
ことだから、すごく記憶に残っている。
ちなみに4年前にも、
「街中華で飲もうぜ」という番組でも取り上げられていた。
場所は荒川区、都電荒川線の宮ノ前停留所から徒歩2分ほどだ。
創業1973年、年季が入っているねえ。
中に入ると、カウンター席のみで満席。
ここは女将さんと娘さん2人で切り盛りしている。
この日は1人、みるからにすごくバタバタ動き回っていて、大変そうだ。
一旦外に出て少し待機し、お客さんが出ていったあとに再度入店。
辺りを見渡すと、あった。とんねるずのきたなシュラン賞。
待って、最近亡くなられた西田敏行さんのサインもあるではないか。
その横を見るとメニューが。
ふむ。どうしようかな。
事前のリサーチでは、「あれも美味しい、これも美味しい」と色々な料理をアップしている人が多かったからな。
迷った末、注文した料理は
中華料理の鉄板メニューである五目炒飯(950円)に決定。
ワンオペでテキパキと手際よい女将さんの手から、
数分で受け取る。
具材がゴージャスで、五目ならず七目だ。
・玉子
・ネギ
・カニ
・しいたけ
・キクラゲ
・たけのこ
・グリーンピース
・うずらの卵
うずらの卵って童心に帰るんだよなぁ。
お米はモチモチでかなりしっとり。
べちゃっとしているわけでもなく、オイリーなわけでもない。
私たちが想像するしっとりの範疇を超えていることは確かだ。
そして薄くスライスしたしいたけが、
食感のいいアクセントになっている。
香りも引っ張られるので、しいたけ嫌いな人はご注意を。
珍しいきくらげも新鮮で、食感を楽しめるのがいい。
そしてその具材のゴージャスさとは裏腹に、
優しい味わいが時の流れをゆっくりさせる。
それにも関わらず、
しっかりと旨みがあり、塩味も効いていて、
絶妙な繊細さにあふれる味付けだ。
ちなみに、卓上の辛味噌で味変も可能である。
サクッと瞬殺で完食してしまった。
お次は、油淋鶏(800円)を注文。
カリっとした柔らかい鶏ももの唐揚げに、
甘酸っぱいソースがたっぷり。
このソースは、
永新オリジナルの香味系ブレンドタレとのこと。
これぞ食欲をそそる味だ。なかなかご飯がすすみそう。
白米を頼みたくなったが、
先ほどチャーハンを食べたので我慢我慢。
今回は2品でとどめよう。
このまま長居すると、お腹の限界まで食べ続けてしまいそうだから。
「1人でおつかれさまです、また来ます!」
と女将さんに声をかけて退店。
次は、気になる豚レモン(800円)と、肉豆腐丼(750円)を食べてみよう。
ちなみに、Instagramでも発信しているから、
ここで料理の情報を得ることもできる。
突然のお休みの告知も時々あるので、覗いてみて損はない。
ここもまた、長く愛される街中華の1つであることを確信した日であった。
ごちそうさまでした。
動画で見たい方はこちら
Youtube、Instagram、TikTokでもご覧いただけます。
店舗情報
店舗名 | 中華料理 永新 |
住所 | 〒116-0011 東京都荒川区西尾久2丁目1−15 |
電話番号 | 03-3800-0735 |
営業時間 | 月・火・水・金・土・日
11:00 – 14:30 18:00 – 21:00 |
定休日 | 木 |
※店舗情報は変更されている場合があります。