ハラヘッタ?

【天婦羅 もも瀬】穴子好き必見!オリジナル名物を生み出した唯一無二の天ぷら屋

千代田区

今回のお目当ては「穴子ばら揚げ丼」

はぁ。体内の油が切れてきた。そろそろ油ものが食べたい。
この年になってもまだ油を求めている僕は、不健康なのだろうか。

久しぶりに美味しい天ぷらを食べたくなった僕は、
早速リサーチを開始。

ここで、ふと思い出した。
そういえば、僕の姉貴がおすすめだとLINEで送ってきてくれた天ぷら屋、どこだっけ。

トーク画面を遡って見つけたお店は、
天婦羅 もも瀬」だった。

なるほど、ここか。よし、行こうと身支度をして家を出る。

場所は千代田区市ヶ谷駅から徒歩7分
九段下駅との間にあり、靖国神社から近い

パッと目立ちはしない、隠れ家のような天ぷら専門店
僕は11:30頃に到着し、中を覗いてみるとまだ混む前のタイミング。
すんなり入店することができそうだと一安心ついた僕は、メニューをチェック。

ふむ、気軽に食べられる料理ではない。
これは贅沢な昼食だ。

ここで興味をそそられたのは、穴子ばら揚げ丼
聞いたことのない丼ものだ。
あぁ、そういや姉貴が食べたと言っていたのがこれか。

これを頼もうと決めて、入店。
カウンター席に座った瞬間、「何にします?」と聞かれたので、穴子ばら揚げ丼を注文。

辺りを見渡すと、壁にもメニューが飾られていた。

冷やし天茶も気になるなぁ。

そして大将の威勢のいい声と、ホールとキッチンをてきぱきと動く女将さん
大将はかなりの高齢だが、その威勢のいい声を聞くとまだまだ現役だ。

落ち着きのある空間ながらも、和気藹々とした雰囲気

大将がリズミカルに揚げていき、女将さんがザクザク切って盛っていく様子は
テンポが良く、見ていて気持ちがいい。

早速、ここの名物である穴子ばら揚げ丼2400円)が着丼。

丼というが、器はお重で登場。
そして、とにかく穴子てんこ盛り
穴子好きならなおさらテンションMAXな一品だ。

一匹の穴子天ぷら、
さらに頂上には細かくカットされた
山盛りの大葉
油を軽減するアイテムは必須だ。
この大葉こそ、風味だけでなく油の緩衝剤としても活躍してくれる。
これがなければ僕は、軽い胃もたれをするに違いない。

穴子はもうサクサク
食感を例えるなら、まさにクリスピー

スッキリとした甘さ控えめタレがかかっているが、
衣はカリカリを保っている

かつ、身はふわっとしていて、
衣と穴子の身の厚さのバランスがちょうど良い

また、油っこくない、キレのいい揚げ具合は、
大将の油切り技術の賜物だ。

お米の上には海苔と胡麻がふってあり、これがよく合う。
箸のギアが上がっていく。

ガツガツ食べ進み、穴子があと2切れのところで
やっと山椒追いダレの存在を思い出す。

山椒を軽くふるだけで、穴子の風味が引き立てられる
大葉の爽やかな香りとあいまって、至福の瞬間だ

こちらは味噌汁

ちょっと味噌が薄めで、
豆腐わかめが入っている。
その都度飲み進めると、心地良い満腹感が徐々に蓄積されていく。

ご飯は、大盛りや小盛りなど調整してくれるので、
完食できるか不安な方は、少なめを前もってお願いしよう。

また、店舗が小さいこともあり、お昼時はかなり混む。
行くなら今回の僕のように11時30分頃、もしくは13時頃が無難だ。

創業1977年の歴史ある天ぷら専門店
普通の天丼とは一味違う、老舗の天丼はなかなか貴重である。

ごちそうさまでした。

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店舗情報

店舗名 天婦羅 もも瀬
住所 〒102-0074 東京都千代田区九段南3丁目7−12 九段玉川ビル B1F
電話番号 03-3262-0308
営業時間 月・火・水・木・金

11:30 – 13:30
18:00 – 20:30

定休日 土・日

※店舗情報は変更されている場合があります。