今回のお目当ては「焼き鳥」
「この店マジでよかったよ。ね、行ってみて」
と、昨日の夜、珍しく彼女は僕にお店を勧めてきた。
彼女の職場は六本木。
どうやら、飲み会で行った場所がすごくよかったらしい。
普段、彼女が何かを僕に勧めることは全くない。
その彼女が勧めるくらいだから、よっぽどである。
ということで、早速僕も今日行ってみることにした。1人で。
港区六本木にある、オープンして20年以上の「YAKITORI燃」。
コースとアラカルトがあり、僕はアラカルトを注文。
「カジュアルにアラカルトの焼き鳥を楽しめる」と、評判の名店だ。
L字のカウンター席は焼き台などキッチンを囲むように作られている。
今すぐにでもライブが行われそうな空間。
奥には個室やテーブル席などもあり、かなり多めの席数。
デートや飲み会には持ってこいの場所だ。
さて、この中から焼き鳥を選ばなくては。
何を食べても美味しいとの口コミも多数。
悩むに悩んで、
・ぼんじり
・そり
・巻身
・レバー
・つなぎ
・ささみ(わさび)
を注文。
このとうもろこしの天ぷらも、口コミでもかなり評判がよかった。
サックサクな口当たりと、とうもろこしの甘み。
何個でも食べられてしまいそうだ。
そしてこちらのししとう。
焼き鳥の前にいただくことで、口の中が完全にリセットされる。
もうすぐ来るであろう焼き鳥を、構えて待つにふさわしい一品だ。
そして、注文した焼き鳥が次々と運ばれてくる。
・ぼんじり(380円)
鶏のお尻の骨周辺についている、ぼんじり。
プリプリとした食感がたまらない。
小ぶりだが、贅沢感のある味わい。
思わず「へへ」と笑顔になってしまう一品。
・奥/そり(480円)
・手前/巻身(360円)
そりとは、鶏もも肉の付け根のことで、
ねぎまよりも弾力感のある肉質が楽しめる部位である。
特徴的なのは、ジューシーさ。
口の中でパンと弾け、じゅわっと飛び出す肉汁。
脂の甘みと旨みが凝縮され、こちらも絶品。
そして巻身とは、鶏の首の周りの肉を串に刺したものだ。
塩味がしっかりしていて、口いっぱいに旨みが広がる。
思わず「うんま」と呟いてしまう。
・あか※レバー(380円)
…歯、いらない。
フォアグラのように滑らかで、口の中でとろけては消えていく。
ふっくらとねっとり。
かつ、とてもフレッシュな味わい。
・左/つなぎ(300円)
・右/ささみ(わさび)(400円)
鶏の心臓と肝をつなぐ血管部分であるつなぎ。
濃厚なタレが猛烈に染み込んでいる。
噛むほどに味わいが深まっていく。
ワサビ付きのささみは、しっとり柔らか。
わさびのアクセントがまた良さを際立たせている。
程よいレア感もあり、個人的にはお気に入り。
高級焼鳥店でもおかしくない、圧倒的なクオリティ。
それにもかかわらず、全くかしこまっていないのが
このお店のポイントだ。
居酒屋の良さを残しつつも、質の高い焼き鳥を作っていること。
これが20年以上も続いている要因に違いない。
ごちそうさまでした。
六本木で飲む人なら知って当たり前である、この名店の焼き鳥。
一度味わってみてほしい。
動画で見たい方はこちら
YouTube、Instagram、TikTokでもご覧いただけます。
|店舗情報
店舗名 | YAKITORI燃 |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木3丁目8−12 TSビル 1階 |
電話番号 | 03-5414-1141 |
営業時間 | 月・火・水・木・金
18:00 – 2:00 土 18:00 – 22:30 |
定休日 | 日 |
※店舗情報は変更されている場合があります。