ハラヘッタ?

【長男 ほそのたかし】個性強烈な不動のつけ麺!

ラーメン

今回のお目当ては「極太つけ麺」

最近、ラーメン界では「長男系」という世界が注目を浴びている。

家系、二郎系、大勝軒系に続く新たな勢力だ。
そんな情報をラーメン仲間から入手した僕は
いてもたってもいられなくなり、リサーチ。

長男系といえば..で真っ先に上がったお店が、
ここ「長男 ほそのたかし」である。

練馬区に位置し、学生街である江古田駅から徒歩5分

黄色い看板はパッと目につき、見つけやすいお店だ。
行列が並んでいる。さすが長男系の代表店。

早速食券機に向かい、特製つけ麺並(1300円)を発券。
人気ラーメン店あるあるの行列待ちタイムを乗り越え、着席。

壁には麺量の張り紙が書かれている。

<麺の量>
・レディース 150g+杏仁豆腐
・並 200g
・大盛 300g
・特盛 400g
・漢盛 500g

僕はいつもの大盛にした。

そしてその左側の張り紙には、
極太麺のため、茹で時間に12分いただいております」とのメッセージ。

そうして待つこと20分ほど、ついに着丼。
これがつけ麺の全貌である。どどん重量感のある丼だ。

まずは、つけ汁で食べる前にやることがある。
それは味噌でいただくことだ。

とにかくこれだけでストレート麺を完食してしまう勢い。


このゴリゴリ極めて太い麺が生み出すこの2つの食感。

・弾力
・モチモチ

うどんのコシに近く口の中で踊り騒ぐ麺
しっかり噛むと反発されてしまう。

そしてさらに、小麦100パーセントが醸し出す香りは、
僕の鼻から脳まで突き抜ける。

それでは、次はつけ汁のみをいただこうか。


汁だけでなく、器もアツアツで、持つのは危険。
卓上に置いたまま、れんげで
ふうふうと少し冷ましてから一口。

店主いわく、

・鳥の胴ガラ
・ゲンコツ、カシラ、豚足など動物系
・煮干し、鯖節などの節系

20時間以上3日かけて仕込んでいるとのこと。

汁に具材は入っていないが、クリーミィートロミ感がある。

素材の旨味がぎゅっと濃縮されていて、
こちらも同じく汁だけで完飲してしまいそう。

さぁ、ではついに麺をくぐらせよう。
重たい麺をゆっくりと引き上げ、どぼんとつける。

やはりテーマは「超太麺・超濃厚」。
これほどシンプルに
このキーワードを追求したお店はなかなかない。

チャーシューの甘味のあとに広がる魚介の香りは、
さらに僕の完食スピードを底上げさせる。

そして、トッピングの具材
チャーシュー4枚メンマ海苔だ。

見て、このチャーシュー。
バラロース2枚ずつ入っているのだ。


それぞれ厚めに切られていて、けっこうなボリュームだ。
炙ったバラと、レアのロース

正反対の肉質を楽しむことができ、
レベルの高さを実感する。

そして、メンマも極太
かなり濃い茶色のメンマが3本入っている。
気持ちのいいかみごたえだ。
汁にしっとりと長時間漬け込まれたような、甘くて濃いめの味付け。

さらにここの店は優しい。

麺をしっかりと温め直してくれるところがありがたい。
おかげで終始アツアツのつけ麺をいただくことができた。

そうして完食後、僕はすっかりチャーシューを気に入ってしまった。
もっと食べたい衝動に駆られ、反射的にミニチャーシュー丼300円)を
追加で頼む。

はぁ。背徳感に苛まれる。
本当に人間の本能を刺激させるよな。

ネギ塩ダレがたまらない。
数分で食べ終えた僕の身体は幸福感に包まれていた。

また、紙エプロンが券売機の上に用意されているなど、
お店の配慮も丁寧だ。

子連れでも入りやすいこのお店は、間違いなく練馬区の愛されラーメンとして
頭角を表していくに違いない。

次回のお目当ては油そば。ごちそうさまでした。

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店舗情報

店舗名 長男 ほそのたかし
住所 〒176-0005 東京都練馬区旭丘1丁目68−12 第四正道江古田ビル
電話番号 090-3852-4038
営業時間 月・火・水・木・金・土・日

11:00 – 14:50

17:30 – 21:00

定休日 なし

※店舗情報は変更されている場合があります。