ハラヘッタ?

【春木屋 荻窪本店】一度は食べなきゃ損!ノスタルジックラーメンの最高峰

ラーメン

今回のお目当ては「ちゃーしゅー わんたん麺」

昔ながらの「中華そば」と聞くと、どこか懐かしいけれど特に期待せずに口にすることが多い。しかし、その概念を覆されたのが、荻窪にある名店「春木屋 荻窪本店」だ。

友人から「一度食べてみて」と勧められていたものの、中華そばに対する興味が薄く、訪問を先延ばしにしていた。だが、今回勇気を出して訪れてみると、その味に完全に心を奪われた。

店舗は荻窪駅から徒歩2分。少しノスタルジックな街中華の雰囲気が漂う店内は、手入れが行き届きとても清潔だ。テーブル席もあるので、家族連れや友人同士でも訪れやすい。

オーダーは食券制で、席に案内されるとすぐにスタッフが確認してくれる流れの良さが好印象だった。

ちなみにSNSで紹介したところ、頼んだラーメンが一杯2000円するということで炎上した(笑)
おれが払ってんだから文句言うなよな(笑)

今回は「ちゃーしゅー わんたん麺」に味付玉子をトッピング、さらに「肉ごはん」を追加オーダーした。オーダーから10分程度でラーメンが運ばれてきたが、そのビジュアルに期待感が高まる。

まず一口スープを飲むと、節の香りが鼻を抜け、その後に昆布の旨味とカエシがじわりと追いかけてくる。最初のインパクトは控えめながらも、次第に奥深い味わいが広がり、気づけばレンゲが止まらなくなる。「これはただのスープではない」と思わされた瞬間だった。

麺は中太の縮れ麺。もちもちとした食感が楽しく、スープと絡むことでその香りと旨味を一層引き立てる。スープが主役のようでありながら、この麺なくしては完成しないバランスの良さが光る。

ワンタンは皮が驚くほど柔らかく、スープの味がじんわりと染み込んでいる。餡の存在感は控えめだが、それがかえってスープの美味しさを引き立てる役割を果たしているように感じた。

チャーシューは脂身と赤身のバランスが絶妙で、噛むごとに肉汁が溢れ出す。さらに味付玉子はやや甘めの味付けで、全体の塩気を和らげるアクセントとなっていた。

そして肉ごはん。しっかり味付けされたお肉が白米の甘さを引き立て、ラーメンとの相性は言うまでもなく抜群だ。

一見普通の中華そばと思わせておいて、その実力をじわじわと感じさせる「引き込み力」を持つラーメン店だ。スープを飲み干す瞬間には、食べる前の自分に「早く来るべきだった」と言いたくなるほどだった。

ノスタルジックな味わいの中に現代的な丁寧さが光る春木屋のラーメン。荻窪でしか味わえない一杯を、ぜひ体験してみてほしい。

ありがとう、ごちそうさまでした。

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店舗情報

店舗名 春木屋 荻窪本店
住所 東京都杉並区上荻1丁目4−6
電話番号 03-3391-4868
営業時間 11:00-21:00
定休日

※店舗情報は変更されている場合があります。